WebKit
投稿日: 2007年11月30日 更新日: 2017年07月22日
WebKitはオープンソースのWebブラウザエンジンで、主にSafariで使用されている。(WindowsではSwiftもある)
確かKHTMLからAppleが派生させたオープンソースプロジェクト。
公式サイト:The WebKit Open Source Project
最近ではAdobe AIRでも採用されている。
GIZMO Community : B-Wiki - AIR:デベロッパーFAQ
によると、AIRに搭載されているWebKitもソースが公開されているらしい。
Adobeが行ったWebKitへの修正はどこでダウンロードできますか?
Adobe AIR Alpha 1でWebKitに対して行った変更はこちらでダウンロードできます。
ちなみにここでは文書が古いためAlpha1となっているが、確認したところ最新のBeta2のソースも公開されているように思われる。
余談だが、Adobeがソース公開しているのはライセンスの関係もあるかもしれない。(WebKit自体はBSDライセンスだが、含まれるWebCore、JavaScriptCoreのライセンスがLGPL)
Open Source - Internet & Web - WebKit
WebCore and JavaScriptCore are available under the Lesser GNU Public License. WebKit is available under a BSD-style license.
閑話休題。
実際に「Adobe AIR Alpha 1でWebKitに対して行った変更はこちら」のリンクをたどると下記ページにジャンプする。
ソースはAdobeの他のオープンソースプロジェクトと同列にPerforceというSCM(バージョン管理システム)上で管理されているらしい。
ソースツリーはWeb上からも閲覧可能。
http://opensource.adobe.com/perforce/
Perforceおよびマニュアル等の入手先は下記に書いてある。(Perforceはプロプライエタリなツールだと思うんだけどなぜかフリーでダウンロード可能らしい)
Adobe Open Source: Obtaining ASL Via Perforce
自分はここから「P4V Installer」をダウンロードした。この中にはクライアントソフトウェア一式(GUI/CUIクライアント、Mergeツール、SCC Plug-in)が含まれる。
P4V Installerをインストールして、GUIクライアントの「P4V」を起動。接続パラメータは下記を参考にした。
p4 -p opensource.adobe.com:10666 -u guest -P AdobeGuest client {nameofclient}
P4V上でWorkspaceを新規作成し、Depot(Subversion/CVSでいうところのリポジトリ?)からCheck Outを行う。
今のところ「webkit/M5」が最新っぽい。
名前:宮内 はじめ
Code for Nagoya名誉代表
E2D3名古屋支部長
プログラマーです。GISやデータビズが好きです。このサイトは宮内の個人的なメモです。