近況 / X Window Systemが無い環境でOracle Universal Installerを起動する / dddav 0.0.3をリリース
投稿日: 2007年02月17日 更新日: 2017年07月22日
近況
プログラマーから社内SEになってそろそろ3ヶ月。最近やってることはこんな感じ。
- Oracleの勉強。
- Linux(CentOS、RHES)のインストールや構築。
- 色んなソリューションやシステムを検証、導入。
- Atokを使い始めた。
Oracleの実験環境を構築中。Oracle社が提供するマニュアルを読み始めた。
Linuxサーバはここ3ヶ月で6〜7台くらい構築。ほとんどがRHES。検証用サーバにCentOSを入れてみたらハード不良っぽい症状でハマった。代替機準備中。
いわゆるエンタープライズなシステムやソリューションに触れる機会が増えた。Oracle、Cisco、salesforce、etc…。ベンダーの人と話す機会があるのは刺激になって良い。
Atokは頭が良い。
X Window Systemが無い環境でOracle Universal Installerを起動する
サーバにX Window Systemが入っていない状況でOracleデータベースをインストールする方法。
Windows機にCygwinを入れてXサーバを起動し、Oracle Universal Installerを起動するだけ。
この方法を選んだ理由は、簡単且つORACLE公式サイトにも載ってる方法だから。他の方法としてはレスポンスファイルを作ってサイレントインストールとか。
手順
- まずはXサーバとなるWindows機にCygwinをインストール。このとき必要なパッケージは「Package:X-startup-scripts: Cygwin/X startup-scripts」
- Cygwinを起動し、「startx」コマンドを実行するとxtermが起動する。
- 外部ホストからのアクセスを許可するため、xterm上で「xhost +」コマンドを実行。これでWindows側の準備は完了。
- ここからはLinuxで作業。環境変数にOracle Universal Installerを起動するXサーバを指定するため、「export DISPLAY=192.168.0.2:0.0」コマンドを実行。(IPアドレスはWindows機のIPアドレス)
- 後は./runInstallerを実行すると、Windows上にOUIが起動する。結構感動した。
実際にはインストーラが文字化けするため、「LANG=C ./runInstaller」としてインストーラ言語を英語にした。
またその場合、10gだとBasic InstallationではOracle Enterprise Managerのボタンの文字が文字化けする。Advanced Installationを行い、言語を選択することで回避可能?(参考サイト2より)。
参考サイト 1. Oracle Japan / オラクル通信 / りなっくす奮闘記 事件File No.21 コンソールがないLinuxサーバーへのOracleインストール 1. Fedora Core4 で Oracle10g を動かしてみる - Charly’s notepad
dddav 0.0.3をリリース
変更点
- アイコンを変えた。
- 内部的に色々
さすがにMFC標準のアイコンだと格好悪かったので。
名前:宮内 はじめ
Code for Nagoya名誉代表
E2D3名古屋支部長
プログラマーです。GISやデータビズが好きです。このサイトは宮内の個人的なメモです。