Rails考察

投稿日: 2009年03月25日 更新日: 2017年07月22日

いろんな人が使っていたり楽天に採用されたり、Railsを使うメリットは大きいのだと思う。

が、現状は自分の案件に採用することは見送ろうと思う。

理由はいくつかあるが、発展途上であるため互換性の低さが気になる。フレームワークだけでなく、アプリケーションサーバ、言語も過渡期であるように感じる。

  • フレームワーク本体(Rails)
    • Rails 2.2系と2.3系の互換性。少なくともredmineは前回書いたように修正点がちらほらあったし結局動かすことはできなかった。
    • Rails 3.0も遠くはない。
  • アプリケーションサーバ
    • 今まではMongrelが使われてたみたいだけど、開発がストップしている。
    • ポストMongrelは?
  • 言語
    • Rubyが1.8系から1.9系への過渡期。
    • RailsのRuby1.9対応は現在進行形?(2.3.0時点ではパッチが必要)

それは、活発に開発が行われていると言うことであるので決して悪いことではない。 Mongrelはともかく、フレームワークと言語は日々素晴らしい進化を遂げているのだと思う。

ただ、自分は快適に開発したいためにRailsを使いたかったのであって、非互換からくるバッドノウハウを追いかけたいわけじゃない。

名前:宮内 はじめ

Code for Nagoya名誉代表

E2D3名古屋支部長

プログラマーです。GISやデータビズが好きです。このサイトは宮内の個人的なメモです。

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