QuickMLのアーカイバをセットアップする / mailrc雑感
投稿日: 2004年03月26日 更新日: 2017年07月22日
QuickMLのアーカイバをセットアップする
QuickMLのアーカイバ - いやな日記を参考にmailarcをセットアップする
- 必要なもの: TMail
- htmlmail.rb mailarc.rb を site_ruby にインストール
- htmlmail, mailarc を /usr/local/bin などにコピー
- mailarcrc.sample を編集して ~/.mailarcrc にコピー
- htmlmail を CGI として ~/public_html/htmlmail.cgi にコピー
- Apache で MultiViews が有効なら .cgi を省略したURLが有効
- CGI用の設定ファイルを準備: ln -s ~/.mailarcrc ~/public_html/.mailarcrc
- /etc/aliases に archiver: :include:/somewhere/mailarc-include を追加
- mailarc-include を /somewhere/mailarc-include にコピー
- newaliases を実行
セットアップする環境はqmail+vpopmailで、mailarc は sendmail を対象としてるみたいなので一部変更する必要があるかも。
まずはTMailをドキュメントどおりにセットアップして、htmlmail.rbとmailarc.rbをsite_rubyにhtmlmailとmailarcを/usr/local/binにコピー。
htmlmailとmailarcの1行目を書き換え
#!/usr/local/bin/ruby
次に設定ファイルを~/.mailarcrcではなく、~vpopmail/domains/example.com/.mailarcrcに置く
これはvpopmailが環境変数HOMEを~vpopmail/domains/example.com/に書き換えるため。
# /home/vpopmail/domains/example.com の一部
:base_dir => "/home/vpopmail/public_html/archives",
:base_url => "http://example.com/~vpopmail/archives",
:cgi_url => "http://example.com/~vpopmail/htmlmail.cgi",
早くアーカイブができるかどうか確認したかったのでCGIの設置後回しでqmail側の設定
# ~vpopmail/domains/example.com/.qmail-archiver
|/usr/local/bin/mailarc
これでarchiver@example.comをMLに加えたら無事に~/vpopmail/public_html/archives内にアーカイブが作成されるようになった。この時点で
http://example.com/~vpopmail/archives/メーリングリスト名/
にアクセスできる。ただし、まだCGIで生成されるメールのページが見れない。
というわけで次はCGIの設定。設定ファイルがシンボリックリンクだとなぜか成功しなかったのでコピーした。調べたらわかると思うけど面倒だったし。
cp /usr/local/bin/htmlmail ~vpopmail/public_html/htmlmail.cgi
cp ~vpopmail/domains/example.com/.mailarcrc \
~vpopmail/public_html/.mailarcrc
以上でアーカイブが見れるようになった。
mailrc雑感
- ツリー表示が無い
- 重い?
名前:宮内 はじめ
Code for Nagoya名誉代表
E2D3名古屋支部長
プログラマーです。GISやデータビズが好きです。このサイトは宮内の個人的なメモです。