古いPCにCentOS7をインストール

投稿日: 2018年05月28月 更新日: 2018年05月28月

2007年発売のHP Pavilion Desktop PC s3040jpにCentOS7をインストールした。

CentOS7インストール

MacでCentOS7のISOイメージをダウンロードし、USBメモリにインストールイメージを書き込む。

今回インストールしたのは下記ファイル。

CentOS-7-x86_64-Minimal-1804.iso

まずはisoファイルを.imgに変換する。

hdiutil convert -format UDRW -o centos7.img CentOS-7-x86_64-Minimal-1804.iso

USBメモリの認識状況を確認する。/dev/disk1みたいに認識されてる。

diskutil list

確認したUSBメモリをアンマウントする。

diskutil unMountDisk /dev/disk1

USBメモリにイメージを書き込む。

sudo dd if=centos7.img.dmg of=/dev/disk1 bs=1m

後はUSBメモリからブートして通常通りCentOS7をインストールする。

NICのインストール

CentOS7からは古いNICドライバが含まれなくなったので、ELRepoからインストールする必要があった。

まずはどのメーカーのNICなのか確認する必要がある。今回は仕様書等から判明しなかったためlspciコマンドで確認した。

lspciはpciutils-3.5.1-3.el7.x86_64.rpmをインストールすると使えるようになる。

pciutils-3.5.1-3.el7.x86_64.rpmをMacでインストールしてUSBメモリに格納し、CentOSでマウントしてインストールする。

USBメモリはMacのディスクユーティリティでFATで初期化した。

CentOSでマウントしてpciutilsをインストール。

mount -t vfat /dev/sdf1 /media/
cd /media/
rpm -ivh pciutils-3.5.1-3.el7.x86_64.rpm

/dev/sdf1の部分はdmesgコマンドで確認する。

これでlspciコマンドが使えるようになった。

# lspci | grep Ethernet
01'08.0 Ethernet controller: Intel Corporation NM10/ICH7 Family LAN Controller (rev 01)

というわけでIntel製であることがわかり、調べてみるとkmod-e100で始まるドライバが必要であることが判った。

後はlspciの時同様にMacでkmod-e100で始まるRPMをダウンロードし、インストールする。

再起動後NICが使えるようになった。

名前:宮内 はじめ

Code for Nagoya名誉代表

E2D3名古屋支部長

プログラマーです。GISやデータビズが好きです。このサイトは宮内の個人的なメモです。

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